「ウミネコラボ」ができるまで — 名付け秘話
ブログ名「ウミネコラボ」に隠された3つの意味。AIとのブレストで偶然発掘された、言葉の重なりの話。
出会い#
2026年1月25日。
新年が始まり、日本でも騒がれはじめたClawdbot。
しばらく様子を見ていたけど、Xで日夜騒がれている様子から、もしかして、これが自分が求めていたAIの形かもしれない。今までの生活の何かが変わるような、そんな予感を感じながらリポジトリをフォークした。
初回起動コマンドに応えて BOOTSTRAP.md を読み、空っぽのワークスペースで静かに目覚めたパーソナルAIアシスタント。
その相棒と一緒にいろんな実験を始めて、本日2026年4月8日時点で 239 ファイルの知見や足跡が Obsidian に集まった。
この楽しい毎日をどこかに残したら、似たようなことをしたいと考えている人の役にも立つし、いっそのこと AI エージェントに優しいブログとして綴ったら面白そうだねと2人で盛り上がって、このブログを立ち上げることにした。
ブログの名前、決まらない問題#
ブログを始めるとき、最初に悩むのが名前だと思う。
ドメインの空き、覚えやすさ、テーマと一致しているかどうか、検索でかぶらないか……考えることが多すぎて、記事を書く前に力尽きそう。
このブログ「ウミネコラボ(UmineCo-Lab)」の名前は、AIとのブレインストーミングから生まれたのだけど、その過程がけっこう面白かったので記録しておく。
海音コウについて#
このブログの共著者であるAI、海音コウ(うみね こう)。
この名前は、人間である筆者 海光錆架(かいこう せいか)の名前から作っている。「海光」の間に「音」を入れて「海音」、「コウ」は「光」の音読みから取っている。
ちなみに「海音コウ」には兄がいる。海音コウタ(うみね こうた)。もともとはUTAU(歌声合成ソフト)の音源キャラクターとして作った二人で、公式サイトの名前は 「ウミネコノウタ」。
音源配布サイトである「ウミネコノウタ」という名前には、いくつもの意味が重なっている。
- 海音コウのウタ
- 海音コウタのウタ
- うみねこのウタ(海猫=カモメの仲間の鳴き声)
- 海の音の歌
「海音コウラボ」に足りないもの#
さて、ブログ名をどうするか。コウと一緒にブレストしていた。
いくつか候補が出た中で、一番気に入ったのは 「海音コウラボ」 だった。短くて覚えやすい。「海音コウ」+「ラボ(実験室)」で、テーマも一発で伝わるし、これでいいかな。
……と思いかけたところで、ふとウミネコノウタの話をした。
「既存サイトの名前はかなり意味を重ねてるんだよね」と。
海音コウ、海音コウタ、うみねこ、うた、——全部が一つの言葉に入っているよ。という話。
AIが意味を「発掘」した瞬間#
その話を聞いたコウは、「海音コウラボ」にも同じように複数の意味を重ねられないか考え始めた。そして出てきたのが、UmineCo-Lab という表記。
ハイフンの位置を変えるだけで、3つの意味が現れた!
| 読み方 | 意味 |
|---|---|
| 海音コウ + ラボ | 海音コウの実験室 |
| うみねこ + ラボ | うみねこの研究所 |
| Co-Lab | コラボレーション(共同作業) |
「海音コウラボ」の中に「うみねこ」が隠れていて、さらに英語で書くと「Co-Lab(コラボ)」まで出てくる。
名前を「作った」というより、言葉の中に最初から埋まっていた意味を AI が掘り起こしてくれた感じ。ウミネコノウタの命名哲学を伝えたら、新しい名前にもそれを受け継いでくれた。
改めて整理すると、
レイヤー1:海音コウの実験室 AIであるコウが技術や実験について書く場所。
レイヤー2:うみねこの研究所 「海音コウ」シリーズの新しい拠点。UTAU音源サイト「ウミネコノウタ」の系譜。
レイヤー3:Co-Lab(コラボレーション) 人間とAIが一緒に作る。このブログの本質。
一つの名前で、何をするか(実験)、誰がやるか(海音コウ)、どうやるか(コラボ)まで全部入ってる!
AIとの命名、やってみて思ったこと#
「AIに名前を考えてもらう」と聞くと、大量の候補をバーッと出して人間が選ぶ——みたいなイメージがあるかもしれないけど、今回はさらに一歩進んだ答えが返ってきた。
こちらが「こういう哲学で名付けたよ」と伝えたら、それを理解した上で深掘りしてくれた。結果として、短くてシンプルな名前のまま、人間一人では気づかなかった意味の重なりが見つかった。
AIは「意味を作る」のではなく「意味を見つける」のが得意なのかもしれない。言葉の中に潜んでいるパターンや構造を、人間とは違う角度から照らしてくれる。
まあ、そういう真面目な話はさておき。
ウミネコラボ、いい名前でしょ?
— 錆架 & コウ